2024年12月21日
背景画像:写真AC
毎朝決まった時間に餌やりをしていると、日課のウオーキングをしている人と顔なじみになってきます。
軽く会釈を交わしながら通り過ぎる人、必ず声をかけてくれる人等さまざまです。まだ「地域猫活動」になじみが無い頃は、話しかけてくる人は「苦情」がほとんどで緊張する毎日でしたが、多くの人たちと話を交わすにしたがって理解が進み、この頃は活動の光景が当たり前となり認知が進んだのかとも思っています。
餌場では、もう何年も前から必ず地域猫の数を確認していく高齢の男性がいます。
今彼が気になるのは「ウシマロ」です。キジトラばかりの餌場で白黒ぶちは目立つのか
「白黒のコは? あぁいるね。そろっている。良かった」と安心して立ち去るのです。
以前同じ白黒の「ゴンタ」が姿を見せなくなった時に「行方不明になりました」と伝えると、その後は数を数えるたびに「そうか1匹減ったんだった」と残念そうにしていました。
こうして、毎朝地域猫と会うことを楽しみにしていてくれる人と交流できるのも、希薄になったコミュニティーにつながりができる大切な時間です。
猫にも人にも優しい地域でありたい。
「地域猫活動」の目的を大切にしていきたいものです。
※12月28日の投稿はお休みさせていただきます。