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【カンタ】左耳カットされた美少年猫のその後

2023年08月19日

※猫の名前、背景写真は仮です。

避妊去勢手術後の地域猫の耳カット

避妊去勢手術を済ませた地域猫は目印に、オスは右メスは左の耳をカットされています。

耳カットは残酷だと思う人もいるようですが、麻酔が効いているときに処置をすれば負担は少ないと聞いています。猫にとって手術済みの証明となり、特にメスは何度も開腹手術を受けるリスクを避けることが出来ます。

カンタは1歳になる前に去勢手術を済ませたのですが、執刀した獣医師が間違えて左耳をカットしてしまいました。大人のオスは顔が大きく、メスと顔立ちの違いがはっきりしていますが、カンタは幼い顔だったのでうっかりミスをしたのでしょう。

幼い母猫に代わり祖母に育てられた

カンタは2ブロックのハチコが、生後8か月ぐらいで産んだキジ白のオス猫です。

母猫のハチコはまだ子猫の気分が残っていて、充分面倒を見られず、専らカンタの祖母が子育てを担っているようでした。

ハチコとじゃれあっているカンタの姿をよく見かけたものです。

厳しい目つきのオス猫に変わり果てる

2ブロックで1番若手のカンタは先輩猫達に気後れするのか、餌場に現れても食べずに立ち去ることもありました。隣町でカンタに餌をやっている住民がいるとの情報もあり、次第に姿を見せない日も増えていったのです。

2年前の6月にカンタの地域猫認定を外す決定をしました。もう餌場に戻ってくることはないと認めざるを得ない状況でした。

その後すっかり厳しい目つきになったカンタを見かけた時、近くに居ながらも手が届かない猫だと実感したのです。

予告

次回の地域猫紹介は、「グレ吉」です。

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