2024年05月04日
※猫の名前、背景写真は仮です。
度々歯肉炎から来る不調に悩まされている「黒兵衛」。今年4月にまた食べられなくなっていると報告があり、もう何度も飲ませている抗炎症剤を今回も使ってみることにしました。
手持ちの薬が残り少なく、これで改善できなければどうしようという思いもあるのですが高齢の黒兵衛には全身麻酔をする抜歯手術はリスクが高く、捕獲のストレスも心配で、対処療法ばかりで根本治療が出来ないもどかしさも感じています。
かなり前から粘っこくて臭いもきついよだれが酷く階段に残るその痕跡を担当者が水洗いしている、という苦労話も聞こえてきました。以前より症状は進んでいるのかもしれません。
猫は食べられなくなると肝臓に問題が出て命取りになることもあるので、1日も早く食べられる状態になって欲しいと祈る気持ちで薬を飲ませます。
いつもより薬の量を増やし、日数も多めにして様子を見ました。
幸いにも快方に向かい食欲も戻ってひと安心。1か月たった頃には以前にも増して食べる勢いがあり、今の状態が続けばと願わずにいられません。
今は黒兵衛の生命力頼りの綱渡りの日々と言えますが、出来る限り元気に暮らす地域猫であってほしいと願っています。