2024年02月03日
最近地域内の植え込みや歩道に、沢山のエサ皿が放置されていると報告を受けました。しかも陶器の皿が目立って多いということなのです。
この頃はこうした目立った餌やりの痕跡は無くなったと、考えていたので慌てました。
現場を見に行くと決まった場所と言うより、好き勝手に放置されている印象でした。気になったのは何故か割れている皿もあったことです。やがて放置したと思われる人物を特定できました。
その住民は以前から庭で餌やりを続けており、庭での餌やりは止めてもらうようお願いはしていました。
「食べさせていた皿をそのままにしていると、カラスが咥えて持ち去る。それをあちこちに落としていく。足が悪いので回収が難しくて。」と弁解するのです。
陶器の皿が空から降ってくる事態はとても危険である事、そもそも地域猫に餌場以外で餌やりは必要ないという事を強く伝えました。
「わかりました。ごめんなさい。」と言う返事はもらえましたが、しばらくすると陶器ではなくプラスチックの皿を回収する事になっただけでした。
勝手な餌やりを止めるには、時間をかけて根気よく説得を続ける方法しかないのでしょうか。
これからこの地域も独居老人が増えていくのは間違いないでしょう。寂しさから猫に餌をやることを楽しみにする住民は増えるかもしれません。せっかく減ってきた猫を再び増やす事態にならないよう注視がまだまだ必要です。