2024年01月06日
※猫の名前、背景写真は仮です。
夏に蚊のアレルギーに悩まされる地域猫は少なくありません。耳の裏側にブツブツが現れると、強い痒みに掻き壊して、血だらけの痛々しい様子になります。
蚊の季節になると一番症状が重いのが「タイガママ」です。耳の掻き壊しも酷いのですが、今年は身体も赤くなって毛が抜けているところがあるのです。蚊のアレルギーのせいなのか、それとも他の問題が出ているのか分からないです。
タイガママは地域猫の中でも特に警戒心が強く、距離を取らないと逃げ出してしまいます。
傷の様子をカメラに収めたいのですが、近くでの撮影が出来ません。
以前は、自転車の子供や、話しかけてくる男性が特に苦手で、餌やりの途中で逃げて戻ってこない事もあったほどでした。7年経ってようやく慣れ、戻ってきて餌やり作業の終了まで見届けられるようになりました。が、相変わらず接近は苦手です。
このまま脱毛症状が進んでも病院で診察を受けることは困難でしょう。診断できる写真も撮れないとなると、ひどくならないように回復を祈るとか、蚊がいなくなる季節を待つだけしかないのかもしれません。
「蚊のアレルギーのある猫は蚊のいない環境で暮らす」という簡単な答えがあっても、難しい外暮らしを強いられている猫達。
こうした残念な状況にいる猫を無くしていくことも、地域猫活動の目的の1つです。