データで見る地域猫活動

10年間の実測データから、猫の減少と活動負担の変化、活動を続けるためのポイントをまとめました。

CHIIKINEKO DATA 2015–2025

10年間の記録から分かった事をまとめました

私たちの地域で10年間続けてきた地域猫活動の記録をもとに、猫の数・TNR・餌代・フンの回収・活動者の変化をまとめました。
地域猫活動を始める方、続けていく方の参考になれば幸いです。

猫はどう減った?

地域猫の数(推移)

TNRを継続し、新しく入ってくる未手術猫への対応を続けたことで、地域猫の数は10年間で83匹から12匹に減少しました。

データを見る>

地域の負担はどう変わった?

フン取り回数(推移)

猫の数が減るにつれてフン被害も減少し、2017年がピークでした。地域の生活改善に一定の効果が見られました。

データを見る>

猫が減っても、負担はゼロにならない

猫の数は減りましたが、餌代の増加や活動者の高齢化・減少など、新たな課題も見えてきました。

地域猫の数

83匹→12匹

TNRと継続的な管理により、地域猫の数は大きく減少した。

TNR実施数

15匹

オス10匹、メス5匹、計15匹の猫をTNRした。

餌代

約1.6倍

猫の数は減ったが、餌代は2016年に比べて2024年は約1.6倍となった。

正会員

11人→7人

正会員の高齢化と会員数の減少が大きな課題となった。

限られた人・お金で何を優先する?

10年間のデータから、今後の活動を続けるために特に重要だと分かったポイントです。

  1. 1

    未手術猫への対応を優先

    新しく入ってくる猫を増やさないことが、最も効果的です。

  2. 2

    定時・定点の給餌と食べ残しの片付け

    適切な餌やり管理でトラブルを防ぎます。

  3. 3

    個体確認と記録

    新しい猫の発見・健康確認を続けます。

  4. 4

    作業を小さく分担

    少人数でも続けられる仕組みを作ります。

  5. 5

    最後の数匹まで管理を設計

    猫が減った後も続く作業を見越して計画します。

10年のデータから分かったこと

猫を減らすだけでは終わらない。

猫が減った後も、少人数で続けられる管理体制が必要です。

地域猫活動は、正しく行えば猫の数を減らし、トラブルを少なくすることができます。
しかし、猫が減った後も、給餌・清掃・個体確認などの管理は続きます。
限られた人・お金の中で活動をするために、早い段階から「続けられる仕組み」を考えることが重要です。

地域猫活動.info
オリジナルキャラクター「にゃんふぉ」