2023年03月04日
これまで地域猫名簿の更新の時、気にしていたのは猫の数でした。減少数に関心が向かい、猫達の変化に目が向けられるようになったのは最近かもしれません。
今年度の名簿から地域猫それぞれの推定年齢を記載することにしました。
だんだんと健康問題が気になり始めたからです。飼い猫でも7歳を超えた頃からシニア猫とよばれるようになります。外暮らしの厳しい環境で過ごしている地域猫達の加齢のリスクはもっと大きいはずです。
活動開始前、1歳未満だった猫達の年齢は分かりやすいのですが、すでに大人になっていた猫の年齢は、それまでの情報から推察するしかありません。
2010年頃見かけたことがある、或は2015年には子猫を何度か出産していたから1,2歳になっていたかも知れない、等々。解る限りの情報から推定年齢を決めていきました。
当初から7年を経過していますから、近年追加認定をせざるを得なかった「ウシマロ 4歳」と「チャタロウ 3歳」を除いて当然のようにほとんどの猫がシニア猫の範疇です。
8歳、9歳、10歳と並んだ名簿に時の流れを実感しています。私たちの活動もいつの間にかピークを過ぎているのかもしれません。緩やかなカーブを描いて減少が進むのか、急速な終焉を迎えるのか、結論を出すにはもう少し時間がかかるでしょう。