2023年02月18日
コロナ禍で去年も自治会の総会は書面議決になりました。
自治会の支援金で活動している当会も、総会資料に会計と活動の報告書を資料として添付しています。3年前に書面決議になった時から自治会の会員の住民全てに会計報告書を開示することになりました。
それまでは毎年11月に活動報告会を開き報告をしていましたが、住民に開示することで、支出のほとんどが餌代で、他の費用は賛助会員の会費、寄付、猫基金に頼っていることが現状で支援金だけでは不足していることが理解いただけるかと思います。
しかしこれまでの会計報告資料から、繰越金が多いのに支援金が必要なのかという疑問が投げかけられたこともあります。
活動を始めた時、高額な避妊去勢手術や毎年30万円かかるという餌代をどう捻出するか、という課題に対して会員が会費を払って支援金の不足分を埋めることにしたのです。この繰越金はその結果生まれたもので、会員の出資金の意味合いが強いものです。
支援金はもちろんのこと、賛助会員の会費や寄付によって支えていただき、地域猫支援の病院で格安の手術ができたことで支出が抑えられ、幸いにも全頭の手術が終わった頃にはかなりの繰越金が残ったのです。
今後は高齢猫が増えて、医療費の負担増や、手術が必要な猫が出てくる可能性もゼロではありません。まだまだこの繰越金の存在は大きいと言えるでしょう。
しかし繰越金の存在はその後の寄付金の減少へとつながり資金不足の不安は続いています。