2022年08月12日
2015年に立ち上げて、年末から活動を開始しました。先ず初めに取り組んだのは猫トイレの設置でした。行政が発行しているガイドラインに沿ったものです。
景観に配慮してグリーンのプランターに、比較的安価で匂いも少ない鉱物系の猫砂を入れ住民の方の了解を得て、猫の糞が多い所に6か所設置しました。
期待しながら猫が使ってくれるのを待ちましたが、残念ながら2か所以外はすべて空振り。その2か所も数回の目撃だけで定着には至りませんでした。
トイレ周辺は何処も乾いた砂が多く、強い風が吹かない限り雨に濡れません。猫の習性であるトイレ後の砂カキがし放題なので、設置したトイレの周囲に糞をして本来の使い方をしなかったのです。
アスファルトだらけの住宅街なら猫トイレは有効ですが、芝生や砂場がある地域は野良猫にとって、あちこちにトイレがある環境でした。
猫のトイレ問題は、落ちている糞を拾う地道な作業で解決ということになりました。
猫の数が減り、長年の経験でどの辺りが多いのか把握出来るようになった今は、以前ほどの大変さはなくなったという会員の声もありますが、忍耐の作業であることは変わりません。
きれいな環境を守るためひたすら拾う日々です。