2024年10月26日
画像:写真AC
昨年の12月で当会も9年目に入りました。
認定の地域猫は14匹。この数年間は数の推移は大きくありません。
消息不明で認定を外した猫はいましたが、2019年以降死んでしまった猫を焼却場へ運ぶこともありませんでした。
活動を始めたとき子猫だった「大和」、「ツキ」も9歳を過ぎ、ほとんどが10歳を越え、外暮らしの猫としては「超」が付く高齢猫ばかりです。
「黒兵衛」、「アラン」はしばしば歯肉炎で食欲不振による体調不良を起こします。その都度投薬でしのいでいますが、いつまで持つか綱渡りのような日々は続きます。
これから寒さも厳しくなると目やに鼻水でグズグズな猫たちが増え、猫風邪から肺炎を起こす心配が増えて、暖かな季節を待ちわびる毎日がやってきます。
今年の夏の暑さは私達にも負担が多かったのですが、比較的暑さには強いと言われる猫達も日陰でぐったり伸びている姿を何度も見かけました。特に長毛のアランは辛かったのではと思います。餌を食べずに担当者を心配させることもありました。
1年ずつ積み重ねて9年目。自治会の支援も続き、地域の皆さんの応援を励みに頑張ってきました。私達にとって毎年毎年が挑戦の連続でした。
高齢の地域猫が辿るであろうこれからは、わからないことばかりかもしれません。
1代限りの生を全うさせるとガイドラインにありますが、その難しさを実感するこの頃です。