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【クリス】譲渡会に出せなかった猫の行方

2023年12月09日

※猫の名前、背景写真は仮です。

気性の荒い母猫が産んだ「クリス」

会を立ち上げたばかりの頃「クリス」と名付けられた子猫がいました。

地域猫「ドリュー」が産んだ3匹のうちの1匹です。

母親と同じキジトラの長毛猫です。ドリューは気性が荒い猫でしたが子猫を守るために戦っていたのでしょう。クリスはそんな母親の後ろについて歩いていました。

譲渡会に出すには大きくなりすぎていた

他の2匹の子猫はボランティアの方が捕獲して、譲渡会に出したそうですがクリスはタイミングを逃し、去勢手術後外猫暮らしになっていました。ボランティアの方の話では長毛のキジトラ猫は譲渡会でも人気で、里親希望者が多いと聞きました。しかし8年前は譲渡会に出す猫は子猫がメインで、クリスは大きくなりすぎていたのです。

飼い猫として穏やかに暮らしている?

餌場にめったに現れないクリスのことを、覚えている会員は少ないです。

それでも2016年の夏ごろまで見かけることは出来たのですが、その頃はもう母親について歩くことは無く、単独でした。

他の地域での目撃情報もあり、縄張りを見つけるために地域から出ていったのかもしれません。

クリスは飼い猫になったのかもしれないと考えることがあります。手術済みのゴージャスな長毛キジトラですから、餌付けをしているうちに家の中に迎える可能性はあります。

飼い猫として穏やかに暮らしていてほしいと願っています。

予告

次回の地域猫紹介は、「ユミ」です。

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