2023年05月20日
3つに分割された1つのブロックの餌場は川沿いの歩道の植え込みです。
地域猫活動を始める前から、餌やりしていた人が野良猫に餌をやっていた場所でした。
何か所かにあった餌場を、数年かけて1ヶ所で給餌できるように頑張りました。
当初12匹いた地域猫は半分の6匹まで減ったのです。
実は、このブロックでは現在の餌場になる前に2017年頃一度移動を行っています。
当時地域猫の数も多く、車の上に乗って寛ぐ姿も目立ちました。
日当たりが良いため、暖かく猫達にとって居心地の良い場所だったのでしょう。
餌場の近くに駐車場を借りている住民から、餌場を移すように強い要望が出されたのです。
話し合いの結果、隣町寄りに移動をし、将来的には駐車場のない隣接した地区まで誘導したい、と考えていました。
現在の場所に落ち着くまで1年以上かかり、特に臆病な「タイガママ」にはてこずりました。結局2年ほどかけて移動したのですが、当初計画していた地区への誘導は、別の住民から自宅の近くでの餌やりは止めてほしい、という要望が出て頓挫しました。
先日、今度は別の住民から再び餌場の移動の強い要望が出たのです。猫アレルギーがあるので車の近くに猫がいるのは困るというのです。地域猫活動は理解するものの、健康を害するのは切実な問題だとの意見でした。
再び餌場の移動をしなければならなくなりました。
今度こそ隣接した地区への誘導を試みなくてはなりません。
ハードルは多く立ちはだかっています。時間をかけての挑戦になりそうです。