2023年03月18日
※猫の名前、背景写真は仮です。
「モフコ」は長毛の黒猫です。高齢ですから、毛並みはきれいとはいいがたくも表情が判りにくいのでミステリアスな印象です。
初めて出会ったときからしばらくは怖い猫でした。自分から決して近づかず、エサ皿を持っていくといつも低いうなり声か、シャーという声と共にパンチが飛んできました。その頃はまだ猫の知識が足りなかったので分からなかったのですが、きっと臆病で慎重な性格なのでしょう。
2018年3月、「モフコ」の食欲不振と皮膚の痒み、脱毛がひどくなっていると報告があり、抜いた毛を動物クリニックの医師に診てもらいました。結果はシラミでした。
人のシラミと違い、猫のシラミは高齢や免疫力が弱っている猫につくらしいのです。「モフコ」は栄養失調の疑いがありました。猫は体調が悪くなっても表に出さず、かなり状態が悪くなってからでないと気付けないのです。
シラミにも効果があるノミ・マダニ駆除の滴下剤を処方してもらい、高栄養な餌で栄養失調改善を図りました。
駆除剤の成分は身体に負担がかかるそうです。弱ったままだと2回目の駆除が出来なくなります。
幸い2回目の駆除も無事に済み、その後シラミはついていません。強い警戒心を見せることもなくなりましたが、確実に加齢は進み体調の不安は続いています。