2022年12月24日
7月に生まれた子猫を譲渡会に出してから、再びクッキーの捕獲に挑戦です。
捕獲器は使わず、大きな洗濯ネットを思い切りよく猫に被せ、上から押さえて急いでファスナーを閉める方法から挑戦しました。
しかし被せる前に気づかれ逃げられる事がしばしば、たとえ被せることが出来てもネットの口を閉めるところで大暴れされ力負けし、逃げ出したらその後数日姿を見せなくなってしまうという事の繰り返しでした。
洗濯ネットの改良にも取り組みました。布団用の洗濯ネットの口に紐を通して巾着のように縛る形にしたものや、長辺のサイドを縫い筒状にし、丸くした針金ハンガーを縫い付け、頭から被せる工夫もしてみました。どれもうまくはいきませんでした。
捕獲に取り組んで半年以上過ぎた頃、口が頑丈で被せやすいボランティアの方所有の特製の捕獲網を借りることができました。
捕獲を悟られないように油断させるまで時間をかけることが大事とそれまでの失敗から学んでいます。
捕獲網の側で毎日餌を食べさせ、10月になってすっかり警戒心がなくなった頃、思い切って網をかぶせて大成功!
これまでの我慢と努力が実を結びました。網の中に納まったクッキーを見て、めげずに取り組んできた捕獲担当者と喜び合いました。
やっといなくなった子猫を一日中鳴きながら探すクッキーを見なくて済みます。カラスに子猫が襲われる心配もなくなり、里親探しからも解放されました。
手術後のクッキーは、用心深さは相変わらずですが地域猫として穏やかに過ごしています。