2022年10月15日
※猫の名前、背景写真は仮です。
「ドラ」は体重6㎏を軽く超えていると思われる大きなトラ猫です。餌も選り好みせず大食いなのでこの体格も納得なのですが、「ドラ」を見た人達の太っているねという感想の中に、食べさせすぎなのではというニュアンスを感じることもあります。
野良猫時代の厳しい状況を体験していると、地域猫になって飢えることがなくてもサバイバルの本能が食欲を駆り立てているのかもしれません。
それでも太り過ぎは人間同様猫にとっても問題です。適正な餌の管理も心掛けてはいますが、ほかの猫の餌も強引に横取りするパワーに押されてしまいます。
以前、自分の体よりはるかに大型の鳥を咥えて近所を走り抜け、通りすがりの人を驚かせたことがあります。追いかけていくと鳥の姿はなく最後の詰めが甘かったようで、毛づくろいに励んでいる「ドラ」を見つけほっとしたこともありました。
狩猟本能が強く野性的なのに、同じ餌場の雌猫「アンナ」には全く頭が上がりません。いつも彼女の餌皿に手を出して強烈な猫パンチをくらい、すごすご引き下がってしまう気弱な一面もあります。