2022年08月12日
会の立ち上げの時、一番の懸案事項は費用の問題でした。
地域猫達の餌は、保存性のある総合栄養食のドライフードです。猫が必要な1日の食事量はドライフード60~70g、小さめの紙コップ1杯分です。
1日1回の餌やりの1か月の必要量を用意して活動は始まりました。
30匹を超える認定した地域猫の餌代がどれくらい必要か、これは実際初めてみなければよくわかりません。会員各自で購入してもらい、請求書の合計を待つ事にしました。
最初の計算違いは、地域猫達の嗜好がウエットフードに偏りがちであったことです。ドライフードに慣れていない猫が多く、餌場に集める習慣づけの為にも缶詰を取り入れるしかありませんでした。
餌代は支援金額を大きく超えているのがわかりました。やむを得ず会員から月千円の会費徴収に舵を切ることになったのです。
費用の節約と作業負担を減らすために、一括購入して分配する方法に変更しました。
飼い猫の平均的な餌代よりかなり安く抑え、安売りの情報チェックも怠りません。
それでも年々高齢猫が増えるため健康にも配慮したある程度のクオリティも必要です。
猫の数も減ったので餌代も減少傾向にありますが、活動費用の70%を占めているのは今も変わらず餌代なのです。