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地域猫との距離感と関わり方

2025年10月11日

背景画像:写真AC

結論

地域猫にとって人間は「安全な存在」であれば十分。

猫との信頼関係は少しずつ進展

イラスト:ChatGPT

②ブロックの応援で当番に入るようになってから1年以上が経ちました。

餌場に行くと猫達が駆け寄ってくるようになり、用心深い「クッキー」と「チャタロウ」が植込み深く身を隠すことも無くなりました。

地域猫それぞれの餌の好みも把握し、カラスに餌皿を奪われないよう用心する余裕も出てきました。

それでも他の担当者のようにブラッシングしたり、撫でたりはまだ出来ません。

先日「黒兵衛」に投薬するサポートに入ったところ、餌やりではないとわかったとたん逃げ出し、以前のような警戒モードになってしまいました。

POINT

  • 用心深い猫も警戒を解くようになったが、触れる関係ではない

臆病な猫との距離感を学ぶ

②ブロックの中でもとりわけ臆病な「エリ」に餌をやっていた時、餌皿の外にこぼれたドライフードを何気なく拾おうとした途端強烈な猫パンチの一撃を受けてしまい①ブロックでは普通にしてきた動作でしたが、エリにとって恐怖だったのでしょう。慌ててひっかかれた手の血を洗い流した後

「ごめんなさい。怖かったね」と謝りました。

地域猫との距離感は①ブロックも②ブロックもあまり変わらず、餌をくれる人=可愛がってくれる人ではありません。

厳しい外暮らしの環境の中で警戒心を無くすことは「危険」であることを地域猫達はよく知っています。

餌をやっていると「懐いてくれる、自分に心を許している」と思いがちですが、猫にとって人間は猫缶を開ける缶切りと同じ道具に過ぎないといった人がいます。同感です。

地域猫との関係はそれで充分でしょう。

POINT

  • 人に懐かないのは自然であり、餌をもらう相手で十分な関係

結論

地域猫にとって人間は「安全な存在」であれば十分。

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