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【ウシマロ2】地域猫の孤立と餌やりの課題

2024年12月14日

※猫の名前、背景写真は仮です。

餌場定着に3年かかった新参者「ウシマロ」

2019年から地域猫になったウシマロは、当初から問題を抱えていました。「庭猫」となって住民から餌付けされていたからです。

その住民の協力もあって餌場への誘導が進み、定着したのは3年前のことです。

その頃の活動日誌に「ウシマロ来ません」の記載が多く心配したのですが、今は他の地域猫達と一緒に餌やり当番を待ち受けています。

しかし、ウシマロはいつまでも新参者扱いで他の猫たちの輪に入ることが出来ないのです。少し距離を置いた場所で警戒しながら餌を食べています。餌を待ちかねたように飛びつく他の猫達とは明らかに様子が違い、匂いを嗅ぐだけで口をつけないこともよくあります。他にもらえる場所があるからでしょう。

ウシマロと餌場の管理をどうするか

それなら、と食いつきの良い餌を用意したり、当番の情報からドライフードのみを好むようだからと、工夫もしました。気まぐれな食欲に振り回されていました。

この頃は食べるようにはなりましたが、他の猫達から他所で特別な餌を貰っているなと気付かれたのか、あっさり横取りされることが増えています。

地域猫の中では若手のウシマロ。しかし2,3年後は高齢猫の仲間入りです。何か問題が起きたとき対処できるようにもう少し餌場での管理をしたいのですが、こっそり餌やりする人の意識を変えてもらう事が必要でしょう。

予告

次回の地域猫紹介は、「ケリー」の続編(3)です。

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