2024年10月05日
画像:写真AC
去年の夏は異常気象でした。耐え難い日中の暑さは熱中症の不安をかりたて行動を制限せざるを得なくなりました。
か、と言って暑くて大変だからと餌やりを休むわけにはいきません。
「地域猫活動」はいつも以上の頑張りで乗り切ることになってしまいました。まだ気温が上がる前の早朝や、日が落ちてからの作業であっても私達にとって負担は大きかったのです。
高齢の猫達も今年初めから不調が続いたため、投薬でしのぐ日も多かったのですが、その作業も負担となりました。
この暑さを何とかしのぎ、なかなか訪れない秋を待ちながら猫たちは小康状態を続けていましたが、今期は会員やサポーターのメンバーに体調不良者が続出して、例年になく深刻な事態になりました。
サポーター1名がとうとうギブアップで退会することになり、ぎりぎりの体制で成り立っていた当番のシフトが厳しくなりました。
平均年齢70歳を超えたメンバーは、様々な不調を抱えながら作業をこなすしかありません。
9年間「地域猫活動」を周知していくことに夢中で、続けること、維持していくことの難しさを考えてはいませんでした。
乗り越えなければいけない山がまたひとつ立ちはだかりつつも、前を向くしかないのです。一方では続けることが難しいと言われる「地域猫活動」を、これまでやめなかったことは自信にも繋がっています。