2024年06月01日
※写真はイメージです。
※会の名前は仮です。
ある日、餌やりを終え地域で、しゃがみながらフン取り作業をしていると、食べ終わったはずの「ケリー」と「ドラ吉」が餌場にいるのが見えました。何かを食べている様子です。側に人もいるようです。
餌場に引き返すと、中年のご夫婦がおり持っていたドライフードを敷石に直播きし猫達が食べるのを楽しそうに眺めているのです。
「この猫達は地域猫だとご存知ですか?」と問えば「聞いたことがある。散歩のときに餌を貰っているのを見かけた。」「猫達が可愛いからここに来るのが楽しみ」と口をそろえるのです。
「この猫達は地域猫として管理されているのでエサはいりませんよ」と伝えました。
普段は餌やり後、地域猫達はいつも過ごしている場所に引き上げてしまい、いない事が多いはずですが、その日はたまたま餌場に残っていた猫を見かけ思わず餌をやってしまったと言い訳ともとれる返事が返ってきました。
お皿も使わず食べさせるのは、後片付けも面倒になりますし、不衛生でもあります。
餌はやらずに見守っていただきたいとお願いしました。
後始末はしてくれましたが、慌てて立ち去る二人を見送りながら、余り耳を傾けてくれない様子に不安を覚えました。
話をしたことで地域猫への理解が進み、猫に餌を与えず見るだけに留めてほしいのですが。