2022年11月12日
当会が活動する地域でウォーキングや犬の散歩をする人を良く見かけます。
コロナ禍で以前ほどの賑わいはありませんが、近隣の住民の大切な散歩コースです。
以前は、ここで野良猫に餌を与える人がいて、苦情も多くありました。
置き餌があちこちに放置されていて、食べ残した餌を狙ってカラスが集まり、そのカラスたちがごみ置き場もあさっていくという状況に住民は困っていました。行政も置き餌禁止の立て看板を設置するなどしていましたが、効果は薄く、餌を置いていく人は、野良猫がお腹を空かせて可哀想という動機に正義があるので、やめるという選択肢はなかったのでしょう。
スーパーの白いトレイやヨーグルト容器の蓋にウエットフードを載せたもの、地面に直接ばらまかれたドライフード、焼き魚の骨、かつお節のパック等、そうした置き餌(ごみの不法投棄)の後片付けも地域猫活動の清掃作業の一部です。
地域猫の餌の時間以外に猫が現れなくなり、次第に置き餌をする人も減っていきました。
それでもたまに、掲示している注意書きも無視して、置き餌をする人がいます。散歩の楽しみにしているのかもしれません。その楽しみの後始末を誰かがしていることに気付いてもらいたいものです。