2022年10月29日
ある日のこと。子猫の目撃情報が頻繁に寄せられるようになり、餌場近くで撮った三毛の子猫が写真でも確認出来ました。
かなり小さな子猫のようで、他所から入り込んだか誰かが持ち込んだ疑惑もありました。
子猫の目撃場所は思ったより広範囲で、捜索を始めて2週間後、車の下で餌付けされていることが分かりました。早速捕獲器を仕掛け、半日ほどで無事保護することができました。その後譲渡会に出すためにボランティアの方に預けました。
ところがほっとしたのも束の間、保護した子猫は目撃情報の写真の子猫と違っていることが解りました。三毛の模様が違いました。
餌付けをしていた人の話では、子猫は2匹いたというのです。捜索は振出しに戻り、もう一匹いるはずの三毛猫を探しましたが発見出来ず、新たな情報も全く途絶え捜索を中止せざるを得ませんでした。
同時期に今度は、別の駐車場の植え込みで、キジ白のオスの子猫が保護されました。三毛の子猫とは月齢が違うため兄妹ではありません。同じようなタイミングで3匹はどこからきたのでしょう?大きな疑問が残りましたが真相はわからないままです。
見つからない三毛の子猫は誰かに保護されていることを祈るしかありません。
保護した2匹の子猫は譲渡会で、里親が見つかり無事飼い猫になりました。この事件以来しばらくは子猫の出現に注意を払いましたが、幸いにもその後保護された子猫はありません。
猫を捨てることは「動物愛護法」で犯罪であることが明記されています。捨て猫行為を目撃したら警察へ通報しましょう。