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新顔猫を地域猫認定できない理由

2025年03月01日

背景画像:写真AC

結論

新顔を簡単に受け入れると活動の収束を迎えることが出来ず、高齢の会員たちは疲弊していく。

新顔キジトラ猫と餌場の攻防戦

先月メス猫を求めて新顔のキジトラ猫が2ブロックの餌場に現れたとお伝えしました。その時は発情期の声をあげながらメスの「クッキー」を追いかけるのに夢中で、他の猫達が食べている餌には興味を示さなかったのです。しかし2回目に出会ったときは様子が違いました。明らかに餌狙いの侵入だったのです。

かなり空腹だったようで置かれた餌皿から目を離さないため「アラン」も「黒兵衛」も警戒して落ち着きません。新顔猫が近づくと餌皿をそのままにして離れてしまいます。臆病な「チャタロウ」はいなくなってしまいました。

ここで餌が食べられると学習しては大変と新顔猫との攻防戦が始まりました。

餌皿に口を付けられないよう取り上げ、離れてしまった地域猫達のもとへ運ぶと、今度は当番の緊張が伝わったのか警戒して逃げてしまうのです。

必死なキジトラの餌皿を取り上げ心が痛む

キジトラは地面にこぼれた食べこぼしの餌を大慌てでむさぼり、必死でした。

追い立てながらこんなに空腹なのに餌皿を取り上げて可哀そうだなと少し心が痛みました。

しかし、こうして現れる野良猫たちを受け入れていてはきりがないのです。

こんなやり取りを続けていてはいつまでも活動の収束を迎えることが出来ず、高齢の会員たちは疲弊していくばかりでしょう。

キジトラはあきらめたのか近所の駐車場に向かっていきました。餌やりが置き餌しているのを知っているのです。

TNR(捕獲、手術、リリース)して地域猫として迎えられれば良いのでしょうか。現実と理想の間の葛藤は続きます。

POINT

  • キジトラは餌やりが置き餌しているのを知っている

結論

新顔を簡単に受け入れると活動の収束を迎えることが出来ず、高齢の会員たちは疲弊していく。

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