2024年05月11日
※猫の名前、背景写真は仮です。
今年4月「黒兵衛」はまたエサが食べられないという状態から、投薬で元気を取り戻しました。しかしほっと一息つく間もなく、今度は「アラン」に同様の異変が起きました。
餌場に現れるものの全くエサに口を付けません。痛そうに口の周りをこする仕草も見せます。度々起きる歯肉炎が再発したようです。
次の日の朝5時過ぎに薬を用意して向かうと、警戒されてしまい植え込み深くに逃げ込んでしまいました。餌を待っている様子があるものの見慣れた担当者でなければ難しい、と断念。
数日食べていないので、不安が募ります。絶食状態が続いて助からなかった「うさ美」と同じ状況になるのは、何としても避けたいと思っていました。
弱り切って動けなくなってからでは間に合わないと捕獲を試みましたが、慣れている担当者も近づけずうまくいきませんでした。
仕方なくなんとしても投薬だけはと切り替えて、薬入り「ちゅーる」を粘り強く口元に近付けてやっとなめてくれた時は安堵しました。
今回もアランは食欲不振から自力で脱出し、食べられるようになり薬も飲めたのでなんとか快復しました。黒兵衛同様にアランの生命力に助けられたようです。
綱渡りの日々はいつまで続くのか、抜歯手術を行える可能性はまだゼロではないと信じているものの、小康状態がいつまで保てるのか誰にも分りません。