2023年10月28日
※猫の名前、背景写真は仮です。
これまで何度も餌場から姿を消し諦めた頃に戻ってくる、を繰り返していた「ゴンタ」が今年の1月から現れません。
3回ものカムバックしてきた経験から、認定を外すことに慎重になっていました。しかしさすがに今回は難しいと感じています。
ゴンタは地域猫になる前からこの地域で餌を貰っていたので、10歳は超えている高齢猫であることは間違いありません。
姿を消す数日前から、餌に口を付けず蹲っていたという当番担当の報告もありました。
地域猫の中でも1,2位を争う食いしん坊で、他の猫から猫パンチの攻撃を受けながらもエサ皿に食いつくほどたくましかったゴンタに、何か身体に異変が起きていたのは確かでしょう。
以前ノミダニ駆除の滴下剤投薬時、初めてではなかった薬剤なのにその周辺が大きく脱毛し、アレルギーが出たのでどこかに問題を抱えていたのでしょう。今になって思い至りました。あるいは加齢が原因とも考えられます。
他所で餌を貰える場所があったようなので、姿を消してもどこかで元気でいてほしいという希望も捨てきれませんが、地域猫になる前からのゴンタを知っている担当者は今回の行方不明はいつもとは違うと感じているようです。
地域猫の数の推移は、死んでいるのを見つけて確認できる場合と、このように行方不明のまま諦めるしかない事例も多いのです。